幸せ心理学

ストレスを利用して、味方にする方法!

「ストレス」と聞くと、やはり良いイメージはないですよね。

ストレスは体に悪影響を及ぼし、病気の原因となったり、突然死さえ引き起こすものです。

しかし、ストレスを全く感じないと、生命維持に必要な機能が衰えたり、暗示にもかかりやすいそうです。

なので、ストレスはなさ過ぎてもダメだし、多すぎてもダメなんです。難しいですね。笑

そして今回一番伝えたいのは、ストレスは考え方を変えれば、私たちにとってプラスの要素へと変換することができるということです。

「ストレスへの考え方によって何がどう変わるのか」また、「考え方はどのように変えていけば良いのか」を実験例・具体例を使って、分かりやすくまとめておきました。

 

ストレスに対する考え方で健康度・幸福度・生産性が変わる

 

心理学者ショーン・エイカーらは、銀行で働く400名近い従業員を対象として、ストレスに対する意識調査をしました。

すると、

「ストレスは体に良くない。健康を害し、生産性を落とすものだ。ストレスは避けて生きるべきだ。」

と考える人達に比べ、

「ストレスは悪い部分だけではない。考え方によっては、成長に繋がる」

と考える人々は、より健康的で、人生の満足度が高く、仕事ぶりも優れていることが分かりました。

 

さらにエイカーたちは、2つのグループにわけ、それぞれ別の3分間の動画を見せました。

 

グループ1:「1日に約100万人の労働者が、ストレスが原因で仕事を休んでいる」「ストレスは私たちの生存に、大きな影響を及ぼしている」

など、ストレスのマイナス面を紹介したもの。

 

グループ2:「ストレスは記憶や知能を向上させ、体の傷の回復すらも早める、優れたものである」

というストレスのプラスの面を紹介したものでした。

 

1週間後、2つのグループの参加者のストレスレベルがどのような影響を受けたのかを調べてみると、驚くべき結果が出ました。

 

ストレスのプラス面を強調したグループ2の人達は、その3分間の動画の影響で、

ストレス性の頭痛や腰痛、疲労感などの身体的症状が23%も軽減したというのです。

しかも、生産性も30%近くアップしていました。

 

この2つの実験から分かることは、「ストレスは悪いものだ」と考えているよりも、「ストレスは成長に繋がる」「ストレスは体に良いものだ」と考えた方が、健康度・幸福度・生産性、全ての面でメリットが大きいということがはっきりと分かります。

 

ストレスをプラスに変換する対処法・考え方

まず1つ言えるのは、上記の記事を定期的に読む、もしくはメモをすることです。

「ストレス=自分を成長させてくれるもの」という考え方をしっかりと頭に定着させることが大切です。

 

この記事を読んだ1時間後には56%忘れ、1日後には67%忘れるように人間の脳はできています(エビングハウスの忘却曲線より)

なので、定期的に記事読むか、メモをして定期的に見てください。

定期的にこの考え方に触れることにより、それが長期記憶へと移り、自分の考えとして確立されていきます。


次は、実際にストレスを感じる様な出来事に直面した時に行ってほしいことです。

 

心理学者アリア・クラムが提唱している簡単な3ステップの方法です。

 

【ステップ1】 まずは、自分自身がストレスを感じていることを認識する。そして、そのストレスによって起こっている「体の反応」を確認する。(汗をかく、心拍数が早くなるなど)

【ステップ2】 そのストレスにより、自分にとって大切な「何か」が脅かされていることを認識する。

【ステップ3】 ストレスのエネルギーを利用して、自分にとって大切な「何か」を守るために、具体的に何ができるのかを考える。

これだけですと、「ん?・・」ってなりますよね。

 

ここから具体例を入れながら、説明していきます。

まずは【ステップ1】

例えば会社で早く帰って子どもの顔を見たいのに、定時を過ぎた19時頃、上司に急に頼まれた仕事を終わらせなければならない。

イライラし貧乏揺すりをしながらパソコンに向き合い、時折ため息をしている自分に気付きます。

 

ここで【ステップ2】

ストレスにさらされている自分に気付いたが、脅かされている自分にとって大切なものが何かを考えます。

ここでいうと、「子どもの顔が見たい=プライベートの時間の確保」ということです。残業により、彼の大切で幸せな家族とのプライベートの時間が削られていることに対してストレスを感じています。

 

最後に【ステップ3】

その「プライベートの時間を確保するために今後何ができるか」を考えます。

「今日は予定があるので、○○時には帰ります。」と、週に2回はあらかじめ伝えるようにするというのも1つですし、「今日中にできたらやっておいて」と言われた仕事だが、

「明日の朝、早く出社して9時までに提出でも良いのかを確認する」のも1つだと思います。そういったことを話せない関係性の上司であれば、「将来的なことを考えて、転職を視野にいれていく。」これも1つだと思います。

1番ダメなのは、ストレスでメンタルが弱まり、ネガティブになっていったり、ストレスのはけ口が家族に向いてしまうことです。

 

まとめ

●ストレスは「体に悪いもの」ではなく、「成長させてくれるきっかけをくれるもの」という考え方に変える。

●ストレスの考え方の概念を根本から変えるためにこの記事、もしくはメモしたものを定期的に読む。

●実際にストレスを感じたら、「ストレスを認知し、体の異変を具体的にあげる。」その後、「自分の脅かされている大切なものを確認する。」最後に、「その大切なものをどうすれば守れるかを考える。」この3ステップを行う。

 

いかがでしたでしょうか?

 

ストレスは避けるのではなく、軽減するそして「向き合い、利用する」ことが非常に重要です。

日々の日常にあふれている「ストレス」をこの機会に逆に利用してみてください!